太陽の光エネルギーを太陽電池で直接電気に変えるシステム。家庭用から大規模発電用まで導入は広がっています。太陽電池は直流の電気を発生させますからコンディショナーなどで交流に変換して使用されます。電気が余れば電力会社に売電することもできます。
停電対策として
停電時には、自立発電が可能です。自然災害などの緊急事態でも事業を継続するBCP(事業継続計画)対策にも有効です。 自立運転モードで重要設備への電力供給が可能になります。(自家使用契約の方に限り。)
一般戸建・集合住宅・工場など、屋根の形状や向きによって、さまざまなご提案をさせていただきます。まずは、担当営業所までご連絡ください。
施工実績
お客様宅に設置されている容器(シリンダー)に代わる「バルク貯槽」に「バルクローリー」から直接ホースを接続し、LPガスを充填する方式です。
安全性の向上・建物の美観を損なわないメリットがあり、使用量が多い業務用・マンションの集合供給に適した供給方法です。
<<災害対応バルクシステム>>
大規模災害時等に、LPガスを使用して分岐ユニットから機能別ユニット(燃焼器・給湯・発電照明)と接続して、照明、調理、炊飯、暖房及び給湯のライフラインを確保し災害発生直後から強力にサポートします。
500kgバルク貯槽1/3のLPガスで
100人×6日間分のくらしのエネルギーが確保でき、一般的に災害時の救援や一時復旧までに要するとされる
72時間(3日間)を乗り越えられます。
下記に紹介するガス発電機と組み合わせることにより、停電時の明りの確保や電源の確保が出来ます。
国からの補助金(平成26年現在)を利用して設置出来ます。(詳細はお問い合わせください。)
当社、本社屋でも国の補助金を利用して導入済です。
災害時に避難場所となる施設にも導入をお勧めしており、老人介護施設への導入実績もあり、新聞にも掲載されました。
※年度によって、補助金の内容等が変更になる場合がありますので、ご興味をもたれましたらまずは担当営業所までお問い合わせください。
東日本大震災で被災して困ったこと
災害対応バルクと発電機を導入することにより、電気・ガスの調達が可能となり 上記にあがった項目のうちの複数が解消されます。
実際に導入いただいた施設様の声
東日本大震災時の停電とその後1ヶ月にわたる計画停電の影響を受けました。
計画停電が始まり日没後の業務に多大な支障(夜間照明・痰の吸引・室温管理・厨房施設)を及ぼし、入所されている高齢者
の方々は太平洋戦争を経験されているので、夜間の暗さは戦争体験を思い出し、精神的に非常に不安定となりました。
停電となると暖房も止まりますので体調を崩す方が増え発熱から入院される方が急増しました。
また体力がなくなってくると痰も自分で出せなくなり、気道確保の為に痰の吸引が必要なのですが、吸引にも電源が必要な為
充電用吸引器1台での対応となりました。
施設内厨房で全食事を賄っているので、ほとんどの調理器具が電気仕様となっていたため計画停電の時は、大きな影響を受けました。
このように電気が止まると入所者に多大な影響が及びますので、プロパンガスによる電源の確保により
医療器具の稼働もでき、入所者の大きな安心と安全に繋がっております。
災害時に他施設での対応が困難になった場合は状況によって受け入れも可能です。
LPガス非常用発電機
「LEG POWER(レグ・パワー)」(岩谷産業、デンヨー) LEG-9.9USXT
・1m法56/57dBの超低騒音。夜間や住宅街でもほとんどエンジン音が気にならない
・停電発生と同時に自動的にエンジン始動し電気供給復旧後は自動的にエンジン停止
・自動保守運転回路搭載で万一の時に備えます
・商用電源並みの安定した電気を供給しますので、コンピュータ、サーバー、ATMなどの精密機器にも対応
超低騒音・自動保守運転・安定した電気供給のため、病院や 福祉施設等の大型施設への設置をお勧め致します。
当社施工の福祉施設様も導入いただき、入所者の部屋や医務スペースに非常用LED照明・事務所のコンピューター 等・非常用コンセントへの電気供給が可能にしてあります。
移動式発電機 RS-8G
・キャスター付きで移動可能なため、様々な場所で発電可能
・専用ホースで簡単接続
・100V/200Vも対応可能
当社本社屋でも、導入しており災害時に限らず夜間の照明等の様々な用途で利用可能な為、とても重宝しております。
※上記でご紹介した発電機2種は両機とも発電量8kwで、一般的な家庭2世帯分をまかなえる容量です。