神奈川県海老名市の酒造メーカー「泉橋酒造株式会社」様から、新型コロナウイルス感染症の影響で日本酒の供給量が激減し、原料となる「酒米」が在庫として大量に滞留しているとのご相談を受けました。
当社では、酒米を給食として提供できないかを検討し、メニュー開発のうえ、保育園等で酒米を原料にしたおやつを提供しました。

この取り組みは、日本唯一の日刊農業専門紙である「日本農業新聞」の10/3号に取り上げられるに至りました。

「酒米」は、給食の食材として普段は使用しませんが、その特性を最大限活かそうと、メニュー開発は試行錯誤の繰り返しでした。
社員が意見を出し合いながら智慧を絞り、ライスケーキなど10品目余りを作り上げました。
実際に保育園で提供すると、ライスケーキを食べた園児たちから「美味しい」との言葉が出てきて、食品ロス削減によるSDGｓ目標12に微力ながら貢献できるとともに、食育活動にも繋げていくことができる手応えを感じることもできました。

今後も地元企業様と連携し、様々な企画に挑戦して社会に貢献していこうと考えています。